小学校の先生
育ち盛りの児童を成長させる重大な役割を担う 全教科を教えるオールラウンドな知識と情熱が必要だ
どんなお仕事?
小学校の先生は、皆さんも知っている通りとても忙しい仕事です。基本は学級を受け持ち、すべての教科を教えます。小学校で習うことはその後の学習の土台になるため、思考力や表現力、学習への意欲や探究心を向上させるよう指導しなければなりません。また、児童の個性を伸ばし、豊かな人間性を育むための生活指導も行います。児童と接する時間以外に保護者との連携やPTA活動、地域活動、学校行事の企画や準備、運営などもあります。
必要な資格やスキルは?
公立の小学校の先生は教員免許取得後、各都道府県などで実施されている教員採用候補者試験に合格した後、地方公務員として採用されます。私立では独自に教員採用試験が実施されています。
●必要な資格
小学校教員免許
●必要なスキル
全教科における学力
指導力
観察力
コミュニケーション力
今できること、頑張れることは?
小学校の先生は全教科を教える必要があります。苦手なことは誰しもありますが、少なくともさまざまなことに興味を持ち、知識を深めておくことが大事です。多くの体験をしている人ほど、子どもたちの気持ちに寄り添うことができます。また毎日のように小学生を相手にしなくてはならないため、子どもとのコミュニケーションは不可欠です。皆さんもいずれは大人になります。その時、今の自分の気持ちや状態を覚えておくと役に立つこともあるかもしれません。