介護福祉士
介護の知識と技術を持ったプロ
これからの社会にますます求められる仕事の一つだ
どんなお仕事?
介護が必要な人(高齢者は身体や精神に障がいのある人)の食事や入浴、トイレなど、その人が一人で行うのが困難なことをサポートする仕事です。介護方法などについて家族の相談に乗ったり、少しでも自立してできる方法を考える役割もあります。一人でできないことが多くなると、生活そのものが辛くなります。何でもやってあげるのではなく、一人ひとりのできることを尊重し、それが維持できるように助けることが大切です。働く場所は老人ホーム、社会福祉施設、自宅への訪問などです。
必要な資格やスキルは?
実務経験や研修を経て資格を取る方法と、大学や専門学校、養成施設で勉強し、国家試験を受ける方法があります。
●必要な資格
介護福祉士(国家資格)
●必要なスキル
観察力・判断力
広い視野での情報収集
コミュニケーション力
相手の立場を考える思いやり
体力・忍耐力
今できること、頑張れることは?
あなたの周りには介護が必要な人、または介護をしている人がいますか?介護は大変な仕事です。思い通りにいかないことが多く、お互いが辛い気持ちになることもあります。そんな時、気持ちを切り替えて前向きになれるのは介護する人の方です。大切なのは、相手の状況や気持ちを思いやる心です。相手が何を言いたいのか、何を望んでいるのかを考えることができる人が介護職に向いていると言えます。普段の生活で思いやりを持った行動ができているか、考えてみましょう。