漁師
新鮮で美味しい魚を食卓に届けるために日夜奮闘! 経験で培った「勘」が大漁につながった時にはこの上ないやりがいも。
どんなお仕事?
海で魚を獲ったり養殖をする仕事です。日帰りで海に出る沿岸漁業、近海で数日から数週間かけて操業する沖合い漁業、1年以上かけて外国の海で漁をする遠洋漁業などがあります。魚の種類によって定置網や底引き網、竿を使っての一本釣りなど漁の方法もさまざまで、技術や魚の習性などは現場で学びながら経験を積みます。自然と生き物が相手なので天候に左右されたり収穫量にバラつきが出ることもありますが、自分の「勘」を武器に海に出る、やりがいのある仕事です。
必要な資格やスキルは?
●必要な資格
特にありません。専門的な知識を学ぶためには水産高校や水産学部のある大学に進み、多くの人は漁業協同組合か漁業会社に就職して先輩漁師と共に漁に出ることから始めます。
●必要なスキル
・体力
・船酔いに強い
今できること、頑張れることは?
漁師になると、先輩の漁師と師弟関係のような形で一から仕事を教わります。海の上ではいかにたくさんの魚を獲るかがすべてです。未経験者に手取り足取り教える余裕はありません。中には職人気質の先輩もいて、人間関係を築くのに戸惑うこともあるかもしれません。何事にも真剣に取り組むこと、上の立場の人の指導や助言を素直に受け入れ実践すること、さまざまな人とコミュニケーションを取ることなどを頑張ってみましょう。