バス整備士
安全と快適な走行のために小さな異音や異変も見逃さない!
バス特有の整備知識を持ったスペシャリスト
どんなお仕事?
毎日たくさんの人を乗せて走るバスが安全に運行できるよう、点検や整備、修理を行う仕事です。バス会社の技術部門、契約している整備会社などで働きます。通常の自動車よりも部品が大きく、自動扉、排気ブレーキや運賃表示器などバスにしかないパーツもあり、整備士の知識に加えバス特有の知識や技術が必要です(入社後に先輩の指導のもとで学びます)。バスの寿命は15年ほどあり、それまでバスの健康を支えるホームドクターのような存在です。
必要な資格やスキルは?
●必要な資格
自動車整備士(国家資格)
バス会社によっては大型一種免許、自動車整備士2級、危険物取扱者乙4種などの資格を持っていると優遇される場合があります。
●必要なスキル
・手先の器用さ
・向上心
・大型車への興味
今できること、頑張れることは?
整備士になるには、整備士の免許を取ることが大前提です。最も早いのは自動車科のある工業高校に行くと卒業時に3級整備士の受験ができ、実技試験が免除されます。しかし、しっかり学びたい人や上位の資格を取りたい人は大学や専門学校に通って2級整備士を目指す方が良いでしょう。また、バスの整備士は現場でバス特有のパーツや機器について先輩からの指導を受けて学ぶ必要があります。チームワークやコミュニケーション能力も身につけておくとよいでしょう。