小説家
自分の世界観、倫理観を文章で表現 書籍化で多くの人に伝える喜びも
どんなお仕事?
物語を考え、文章にして雑誌に掲載したり出版して収入を得る仕事です。純文学、文芸、推理、ライトノベルなどのジャンルがあります。ほとんどの小説家はフリーで活動していて、出版社への締切を守りながら自分のペースで執筆活動をしています。また、人気が出たり文芸賞を受賞するとサイン会を行ったり講演やインタビュー、エッセイなどの仕事もあります。ただし、小説家として生計を立てられるようになるまでの道のりは険しく、途中で諦める人も多い業界です。
必要な資格やスキルは?
●必要な資格
特にありません。文学新人賞を受賞する、自費出版して書店に並べてもらう、同人誌やWEBに公開した作品が編集者の目に留まり書籍化につながるなどの方法があります。
●必要なスキル
・想像力
・語彙力
・表現力
今できること、頑張れることは?
まずはさまざまなジャンルの小説をたくさん読みましょう。ただ楽しむのではなく、表現の方法や物語のどの部分に引き込まれたのかなどを考えてみましょう。インターネットなどで他の人の評価を読むのも役に立つでしょう。また、どのジャンルの小説を書くにしても、情報はとても大事です。ニュースや新聞で社会のことを知り、自分の見識を広げましょう。学校の授業では国語、社会、英語などが特に関わってきます。不得手な科目がある場合は克服しておくとよいでしょう。