救急救命士
救急医療の最前線! 「命を救いたい」その想いを胸に日々体を鍛えて出動に備える
どんなお仕事?
救急車に乗って事故現場や要請のあった場所に駆けつけ、必要に応じて適切な処置を行いながらできるだけ早く病院へ運ぶ仕事です。重症者の場合、病院に到着するまでの時間とその間の処置が命に関わることもあります。受け入れ先の病院をいち早く探し、医師と連絡を取りながら救命措置を行います。人の生死にも関わるとても責任の重い仕事です。いつでも要請に応えられるよう二十四時間体制で勤務し、待機中でも気を張り、シミュレーションや訓練を怠りません。
必要な資格やスキルは?
●必要な資格
救急救命士(国家資格)
救急救命士のほとんどが消防署の救急隊員として働いています。消防官になってから資格取得を目指す方法、資格取得後に消防官の採用試験を受けて働く方法があります。
●必要なスキル
・体力
・思いやりの心
・冷静な判断力
・協調性
今できること、頑張れることは?
救命救急士の仕事は救急車に乗ることだけではありません。現場では医療に携わることもあるため、勉強もしなければなりませんし、人を抱えたり運んだりするため体力や筋力も必要です。文武両道という言葉がありますが、勉強も運動もどちらも両立できるよう頑張りましょう。「人を救いたい」という思いを強く持っている人はボランティア活動に参加して、ボランティアの仲間や、困っている人などさまざまな立場の人に会って話を聞いてみるのもいいでしょう。