ジョブレンズ

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検察官

人の一生を左右する責任は極めて重大 刑事事件の捜査から裁判まで正しい判断が求められる

どんなお仕事?

検察官は、法律を扱う3つの専門職(裁判官・検察官・弁護士)の一つで、全国にある検察庁で働いています。警察によって逮捕された人が法を犯しているかどうかを調べ、法律に反していると判断した場合、『起訴』として裁判所に裁判を求めます。裁判では、被告人(逮捕された人)が有罪であることを証明し、どのような刑罰を科すべきか意見を述べます。最終的に判決を出すのは裁判官ですが、事件が発生してから裁判まで、すべてに関わる重要な仕事をします。

必要な資格やスキルは?

●必要な資格

・新司法試験合格(国家資格)後、一年以上の司法修習で実務を学び司法修習生考試に合格。さらに法務省の面接に合格し検察官として任官される。

●必要なスキル

・正しい判断力

・正義感

・責任感

・洞察力

今できること、頑張れることは?

司法試験は国家試験の中でも最も難しいと言われています。司法試験を受けるためには、大学卒業後、法科大学院(ロースクール)を修了するか予備試験に合格しなければならず、かなりの狭き門です。数年かかっても司法試験に合格できない場合もあります。さらに、検察官は人の人生を左右するとても重要な役割があり、正しい判断力と洞察力、正義感がなければ務まりません。中途半端な気持ちでなれるものではないことを覚悟しておきましょう。

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