中学・高校の先生

より専門性のある教育で生徒たちを未来ある将来へ導く

指導力はもちろん、人や社会を熟知した人間力も必要だ

どんなお仕事？

中学校の先生は小学校に比べてより専門的な教育を行います。国語、英語、数学など特定の専門教科を教え、担任を受け持つ場合は生徒の生活や進路指導なども行います。高校になるとより細分化し、さらに社会に出るための手助けも行います。特に進路は生徒の将来を左右するため、その相談に乗ることも重要な役割です。どちらも、専門の教科を教えるだけでなくテストの準備、採点や部活動の顧問、学校行事など幅広く、長時間勤務になることも多い職業です。

必要な資格やスキルは？

●必要な資格

・中学校教諭１種、２種、専修免許状（中学）

・高等学校１種免許状または専修免許状（高校）

どちらも免許取得後、教員採用候補者選考試験に合格する必要がある（公立の場合）。

●必要なスキル

・教職に対する情熱

・愛情と責任感のある生徒指導力

・専門性のある学習指導力

今できること、頑張れることは？

教師の職場は学校の中、つまり皆さんが今過ごしている場所です。将来教職に就きたい方は、今、学生としてできることを精一杯頑張りましょう。勉強を通して考える力、集中力、好奇心、そして学力をつける。部活を通して体力や精神力、チームワークを養う。学校行事を楽しみ、助け合いの心や協調性を身につける。友達や先輩後輩、先生との人間関係を深める。これらは、教職に就いた時に教える立場として全て関わることです。きっと役に立ちます。